GEN-DO|考えて、動く。

思考と行動の間にある「道」を探求する剣道ブログ。 日々の気づき、考え方のヒント、行動を変える習慣、そして剣道から学んだ哲学を綴る。 考えるだけで終わらせず、実際に「動く」ことで見える景色を共有する。

日本剣道形 太刀の形「四本目」について説明しなさい。

日本剣道形 太刀の形「四本目」

全日本剣道連盟が発行している日本剣道形解説書では、日本剣道形 太刀の形「四本目」について、次のように解説しています。

  • 打太刀は八相の構え、仕太刀は脇構えで、互いに左足から進み(注1) 間合に接したとき、打太刀は機を見て八相の構えから、諸手左上段(注2)に、仕太刀もすかさず脇構えから、諸手左上段に変化して、互いに右足を踏み出すと同時に、十分な気勢で相手の正面(注3)に打ち込み、切結んで相打となる。
  • 相打(注4)となってからは、双方同じ気位で互いの刀身が鎬を削るようにして、自然に相中段となり、打太刀は機を見て刃先を少し仕太刀の左に向け、右足を(左足もともなって)進めると同時に、諸手で仕太刀の右肺を突く。
  • 仕太刀は、左足を左前に、右足をその後ろに移すと同時に大きく(注5)巻き返して打太刀の正面を打つ。
  • 打太刀は左足から、仕太刀は右足から、十分に残心(注6)の気位を示しながら相中段になりつつ、抜き合わせた位置にもどり、剣先を下げて元の位置にかえる。
  1. 歩幅は、やや小さく三歩進む。
  2. 諸手左上段に振りかぶる程度は、両腕の間から相手の体が見えるくらいである。
  3. 相手の正面に打ち込むときは、諸手を十分伸ばすこと。
    四本目は大技を示したものであるから、大きく伸びるようにするのがよい。それだから間合のとりかたには、特に注意しなければならない。
  4. 相打になった時、間合が近すぎる場合は、打太刀がひいて間合をとる。
  5. 左拳を頭上に上げると同時に刃先を後ろにして巻き返す。
  6. 二本目と同じように形に表せないので、十分な気位で示すことがたいせつである。

構えの説明

八相の構え
諸手左上段の構えから、そのまま右拳を右肩のあたりまで下ろした形で、刀をとる位置は、鍔を口の高さにし、口からほぼ拳一つ離す。

構えるときは、左足を踏み出し、刀を中段から大きく諸手左上段に振りかぶる気持で構える。刃先は相手に向ける。

脇構え
右足を後ろにし、左半身となり、刀を右脇に剣先を後ろにし、刃先は右斜め下に向ける。剣先は下段の構えより少し下げた位置にとる。

構えるときは、右足をひきながら、刀を中段から大きく右脇にとる。特に刀身が相手から見えないように構えなければならない。

動画で見る日本剣道形 太刀の形「四本目」

全日本剣道連盟が配信する日本剣道形の動画では、日本剣道形 太刀の形「四本目」について、24'30~28'13で解説しています。

出典:全日本剣道連盟

日本剣道形 太刀の形「四本目」の注意点

  • 切り結ぶ位置(動画の最後で以下のように補足されています。)
    現在の共通理解は、「双方切り結ぶ位置は、およそ刀の中央部、剣先は正面の高さ」としています。
    「切り結んで相打ちとなり、双方同じ気位で互いの刀身の鎬を削るようにして自然に相中段となる」ことが大切です。
  • 打太刀の突き
    打太刀は、仕太刀の「右肺」を突きます。剣先が高くなってしまわないように気を付けましょう。
    また、打太刀は突きを巻き返されても、目付が仕太刀の顔から離れてしまわないようにします。
  • 仕太刀の足さばき
    仕太刀は、左足を左前に、右足をその後ろに移して、打太刀の正面を打ちます。このとき、右足と左足の前後関係が変わることに注意してください。


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